先日、dの進藤さんが工房に打ち合わせに来られた。
来春、展示をさせていただく。
私には工房内のいつもの見慣れた風景も、
ここを初めて訪ねてくださった進藤さんには、目新しいものばかり。
作業スペースの各場所に置かれたモノたちの説明をしていくうちに
「まるで森に囲まれているよう」
「この空間じたいがもう展示になっている」
と言われ、
ふと工房内を見まわす、
たしかに工房内はいつのまにか森にまつわるものたちであふれていた。
森からもらってきた素材をガラスにあわせたり、溶け込ませたり、燃料にしたり、、
そして最近は、
その一角をワインボトル、日本酒、ウイスキーなどの瓶が
づらづらづら~っと占拠(笑
森も瓶も、「再生」エネルギー満ちあふれていて、 私にはそれが心地いい。
「今度の展示は、『循環』がテーマではないかと、、、」と、進藤さんは早くも見抜いてしまう。
20年近くガラスとつきあってきて、新たな世界に飛びこみつつある
そこにはもう今までのようなガラスと1対1のつきあいではなく、
ガラスとともにさまざまなつながりへとひろがろうとしてる枝葉がみえる、、
広葉樹のようにひろがる自分がみえ始めた